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【書評】なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学-小堺 桂悦郎

書評

なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学

著者:小堺 桂悦郎

出版社:フォレスト出版( 2006-05-20 )

価格:¥ 1,470

単行本 ( 193 ページ )

ISBN-10 : 4894512262

ISBN-13 : 9784894512269




タイトルに惹かれたのは何年前だろう。結局買ったのは中古本屋。

裏とはいえ会計学の冠がついているが、実際は中小企業向けの節税対策本、あるいはこの手の本を一切読んだことの無い人向けのお金のカラクリ本ともいえる。

とはいえ、会計の知識が全くなければ突然「減価償却とは」というコラムが出てくるのには戸惑うだろう。

目次は極めてユニークなのでご紹介。

「なぜ、社長のベンツは、中古の四ドアなのか?」
「なぜ、年商の四倍の借金のある旅館が潰れないのか?」
「なぜ、イケイケの会社が倒産してしまうのか?」
「なぜ、借金社長は税金を払いたがるのか?」
「なぜ、ラブホテル経営者は税金を払わないのか?」
「なぜ、社長は生命保険が好きなのか?」
「なぜ、社長は失敗しても投資し続けるのか?」


が、しかし、大変残念なのがタイトルそもそもが目次にも関わらず直接的な解答が無いということだ。なぜ4ドアなのか?に答えがないのだ。

タイトルに惹かれた読者にとっては、納得できない部分ではなかろうか。

読んでもらいたい読者層は、


・給料を上げたいと考えている人
・数字は苦手だけど会計を知りたい人
・営業関係の仕事している人
・経理関係の仕事をしている人
・転職や就職を考えている人
・新入社員や就職活動をしている学生
・中小企業経営者


ということだが、学生を除いたらこの本がどれほど有益なのかは疑問である。

1章だけ読むべし、その後読み続けるかは自身で判断すればよし。
間違っても1章から徐々にテンションが上がっていくような本ではない。
1章に全てが詰まっている。文体しかり、知識レベルしかり、1章で分かるはずである。

学生や新入社員にとっては、会計が身近に感じられるかもしれない一冊。

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